600冊あった電子書籍をすべてグーグルドライブに移しました
私には悪い癖があります。ほしいと思った本は、すぐにアマゾンでポチッとしてしまうことです。ひと昔前であれば、本を買うという行為はもう少しステップを踏んでいたと思います。クレジットカードという銀の弾もないため、実弾(現金)を握りしめて、この一冊は!という本を探して買っていました。
スペースの問題で、数年前から電子書籍、いわゆる自炊をしてきたのですが、このたび、グーグルドライブにすべてのファイルをアップロードすることにしました。
電子書籍をサーバーに保管し、iPadで読んでいた
長らく自宅のデータストレージに電子書籍を保管してきました。PCのみではなく、ストレージに保存したのは以下の理由からです。
①バックアップがほしい
②色々な端末からアクセスする
③24時間動かしてもオンラインストレージより安い
まず、①ですが、書籍の購入代金が1冊1,000円でも600×1,000=60万、これがデータとして無くなったらと思うと少し引きます(いや無くなったら無くなったで、案外、見ないかも)。
②ですが、基本的にiPadで見るものの、iPhoneや、妻が見たりもするので、PC保管だと都合が悪いんですね。
③は、トータルコストは知りませんが自宅用のデータサーバーは、ランニングで見れば、電気代も数百円ですし、その当時はオンラインストレージは1,000円/月くらいでした。
グーグルドライブは100GBで、250円/月である。
ちょうど先日も40冊ほどの書籍を、電子化し、これで復習がはかどるなぁと思いながら、データサーバーに移していたんですが・・・遅い。ちっとも終わらないし、入れたファイルも壊れているし!!再起動、アップロード!!えぇいしゃらくさい!!
カチカチッ
!
「何・・・だと・・・」
「いつから自宅サーバーのほうが、オンラインストレージより安いと錯覚していた?」
いつからでしょうね。ちなみに2014年からこれくらいの値段らしいです。くぅ~!!
圧倒的メリット、オンラインストレージ
だって、まず①バックアップですよ。多重管理されているに決まっているじゃないですか。いや別に銀行みたいに、毎日預金の記録MTに残せって話じゃないですからね。今日だめでも、1週間前ので戻してくれれば十分ですからね。*1
これに加えて、②ですよ、今だったら、自宅外からVPNサーバーとか使いますからね。場合によっちゃ固定ドメインですよ。それがなんですか?ネットワークさえあればどこからでも、しかもアプリでネイティブ対応してますから。
とどめは、③ですよ、だって自宅サーバーだって電気代何百円かかかりますからね。24時間稼働なら。電源止めればいいって?外から毎回つけるの面倒くさいですから!
もうね、完敗。完敗に乾杯。
グーグルドライブに移行しました。600冊あるといっても、容量的には30GB程度なので、まだあと1,200冊くらいはいけそうです。いや嘘です。そんなに読めません。
仕事でも、電子か紙か、こんな話はよくある
こんな話、ビジネスでもよくあります。紙で承認をまわすのか、電子か。請求書は電子か紙か。業界によってEDI等の発達も相まって、大きく差があるのが現状ですが、電子への切り替えを行えている会社はスピード感が違いますし、欧米企業は電子化も進んでいれば、紙のOCR精度も高く、生産性が桁違いです。
私もこれを機に、電子化一本にして、大きなiPadを買い増し、自宅の情報整理フローを一本化しようかと思いました。
*1:※1グーグルドライブは、規約的にアップロードファイルが使われるらしいです。まさか外部には出ないでしょううから、多分内部的に技術開発に使われてるかもしれませんね。(希望)