TOEIC600を、TOEIC900以上に引き上げたリスニング素材
こんにちは、ヒガシです。今日は、英語のリスニングについて。そもそも外国籍メンバーが普通にいるコンサルファームでは、TOEIC?なにそれ、美味しいの?状態ですが、千里の道も一歩からということで、私が数年前にリスニング力を上げるためにやり、かつ、効果があったリスニング教材を紹介します。
ちなみにその頃、TOEICは600点台でしたね(遠い目)。
良いリスニング教材の条件
そもそもリスニングって、なにが鍛えられればいいんですかね?漫然と聞いても聞き取れるようになりませんよね??
私が考えるリスニングの強化ステップは以下です。
1.先ずは、耳と頭の中の認識を合わせること
2.その上で、文章を素早く理解すること
3.余裕があれば、自分の意見も英語で考えること
です。
先ずは英語の音と、単語を突き合わせるトレーニングをすべきです。ここ、やっていない人めちゃくちゃ多いです。日本の英語教育は、発音もやらず、先生の発音も玉石混交の中で、どうしても弱くなりがちです。2.や3.はもはや1.をクリアした後の文法、英作文も必要になる段階ですが、1.はリスニングでしか鍛えられません。
それを考慮して良い教材とは、
・聞き取りやすい、ゆっくりした英語であること
・スクリプトがあること(超重要)
・毎日更新されること
・題材が多岐にわたる
が条件です。
TOEIC900以上が取れる英語教材
はじめに使った教材
上の条件を満たすもので私が最初に使ったのは、
VOA voice of America
VOAは、アメリカ合衆国が放送する国営放送です。なので、話題が政治から、カルチャー、生活、科学に至るまで様々な話題を扱っています。また、移民大国アメリカですから、英語が母語でない人も多くいます。英語が母語でない人向けに「Special English」という語彙や文法が平易で、スピードも遅いコンテンツも用意しています。もちろん無料なのも大きいですね!!
私はこれを何ヶ月も、毎日スクリプトを睨みながら、自分の発音の認識と単語を突き合わせていきました。数ヶ月もすると聞いている内容が、英語で聞き取れるようになってきました。耳の認識が合ってきたわけですね。
単語が聞けたら、次は文を素早く理解する
次に同じ教材を使いつつ、素早く理解するにはどうしたらいいかを考えました。その過程で私は、ものすごいことを発見しました。この秘密を知りたいですか?今なら50名様限定で7,980円でと続きそうですが、このまま書きます。
その凄いこととは・・・
主語の次には、必ず動詞が来るということです!!(ドヤァ)
え?すごくない?
みんな必死に五文型とかやるじゃないですか?で、SVOOとかSVOCとか暗記するわけですよ。でも、リスニングでそんなことやってたら、文型把握した瞬間に、次のセンテンス流れてきますから。
つまり、今、流れてきてるのが文のどこかを把握しながら、前から文意を理解してくことが大事なんです。その点、動詞は主語の次に必ず来ますし、動詞が分かれば、目的語の有無なんて分かりますから。ということを理解したら、次の品詞がわかるようになり、致命的な聞き漏らしが無くなり、素早く理解することができるようになりました。
これに加えて、英語の発音の勉強も並行して実施していきました。
TOEIC900への仕上げ段階
最後に仕上げ段階として、普通のニュースラジオでそれなりの長さのものを毎日聞き続けました。そのときに使い、今でも最高のリスニング教材だと思っているのがこれ!!
Gordon Dealというキャスターが、相棒のJeniferと一緒に、その日のニュースについて、世界最速で届けてくれます。夜の10時くらいに更新され、朝の通勤時に30分くらいで聞ききれる分量でちょうどよく、豊富なコンテンツ、毎日更新される上に、Gordonの英語は、クリアで、訛りもなく(いや、あるかもしれないけど)、聞きやすいです。
もともとは、Wall Street Journalのポッドキャストだったんですが、いつの間にかCompass Networkの提供になっておりました。
TOEIC900は通過点
TOEIC900は通過点だってこと、実際に英語を使っている方なら実感していると思います。900をとる前は雲の上だと思っていた私も、今は、高層ビルくらいだと思っています。英語を話す人からしたら高尾山にも届いていないんですよね。
というわけで、私も懲りずに英語を勉強し続けており、今は
これをデジタル版で購読しています。全ての記事に音声がついていますので、空き時間のほとんどはこのニュースを聞き続けています。記事通りに読んでくれますし、単語もたまに未知の単語が出てくるくらいなので、TOEIC900をとった後は、こちらもおすすめです。
ではでは、今日はこのへんで。