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ヒガシの日記

公認会計士コンサルタントの思考の備忘録

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Web、IoT、AI、テクノロジー時代のヒトはどうすべきか

コンサルティング

こんにちは、ヒガシです。最近では、テクノロジー関連の話題を見ない日がないほど、盛り上がりを見せています。今までのリニアな成長はなく、市場は破壊され、テクノロジーによる新たな市場が突如現れることが想定されています。McKinseyでは、2015年に"No ordinary disruption"のなかで"断絶"という言葉で表現し、昨日までの常識が通じない世界が来ることを予想しています。日経新聞でも"断絶を超えて"というテーマで連載が行われています。

No Ordinary Disruption: The Four Global Forces Breaking All the Trends

No Ordinary Disruption: The Four Global Forces Breaking All the Trends

 

 

テクノロジーの進化が仕事に及ぼす影響

テクノロジーの進化やその影響はなんとなくわかりますが、いち労働者として気になるのは、自身の仕事がどうなるのかです。今までの常識が通じないのは、市場だけでなく一般的な仕事も同じです。工場はIoT化され、警備はドローンが行い、配送や交通は自動運転、もちろん会計記帳やシステム開発も自動化されるかもしれません。

今までは、技術的な進歩は、便利なもの、仕事が効率化されるようなものでしたが、今後は仕事そのものが効率化により、なくなる可能性をはらんでいます。

テクノロジーの進化による仕事の消失を示したことで有名になった論文に、Frey and Osborne (2013) の“The Future of Employment: How Susceptible are Jobs to Computerisation?“があります。

http://www.oxfordmartin.ox.ac.uk/downloads/academic/The_Future_of_Employment.pdf

この論文、結果がかなり一人歩きしております。あくまで「アメリカの職業」の中でサンプル的にコンピュータ化されそうかを判断して、その要素を当てはめていったものです。また、仕事が無くなるという結論は直ちに現実化されるわけではありません。100年後、200年後かもしれません。

 ともあれ、テクノロジーの進化による仕事への影響を示した点では、社会的なインパクトは相当なものでした。しかし、自らの仕事が無くなると言われたら、どのように対処すればいいのでしょうか?

 

個人にとってはどういう時代なのか

インターネットの登場が、個人にとってどのような変化をもたらすのか、MITの教授である伊藤穰一氏のTEDでの公演がわかりやすくて参考になります。

www.ted.com

要約するとインターネットの登場によって、あらゆるコストが下がった。もはや何かを始めるのに入念な準備と出資を募ったりせずとも、実装しながら学び、資金や人を集め、改善していくことができる。だから、計画はいらない、今すぐやろうというものです。

さらに教育に関しては、調べればわかる、専門家に聞けることを他人から将来のために"習う"のではなく、やりたいこと=コンパスだけ握りしめて走りながら"学ぶ learning"べきであるし、それができる時代であると締めくくっています。

 

どう適合していくのか?

テクノロジーによって既存の常識が破壊されていく世の中では、参入コストが下がり、市場のスピードが早まることはご理解いただけたと思います。市場における優位性はすぐになくなるため、移り変わる市場に対して素早い適応が必要でしょう。

 

個人としては、素早く新しい市場のルールを理解し、稼ぐだけ稼いで、次の市場に移ることが短期サイクルで求められらのではないでしょうか。その場合に、一度身につけた能力も、10年と経たずに役立たずになり、継続的な学びが必要になります。

このことをエコノミストでは"lifeliong education"と名付け、特集を組んでいます。

www.economist.com

 

そのなかでは継続的学習は、経済社会の必須条件となるそうです。私はそれを新たなトピックに対する体系的な学習を継続的に行うことだと捉えました。そこに必要な能力は二つだと思います。一つは英語、もう一つは学びのスピードです。

一つ目の英語が必要な理由は、新たな市場に関する学習マテリアルや最新研究は英語で提供されることが想定されるからです。少なくとも日本語ということはないでしょう。

二つ目の学びのスピードは、対象としている知識の全体像を知り、応用可能な体系にするまでの時間が優位性になるでしょう。場合によってはその体系を作ることかもしれません。徒競走に例えるなら、早い人が総取りの世界です。走りながら学ぶのが早いかもしれませんし、どう身につけるかはわかりません。

コンサルティングの世界は日々対象にする業界、常識が違うと言う意味ではトレーニングにはいいかもしれません。ただ前提としては、やりたいことが何か、熱狂を自分自身、周りに起こせることが最も必要になるでしょう。

 

若干取り留めないですが、テクノロジーの進化、それが仕事に与える影響と個人の動くべき方向性をまとめました。私もやりたいことが何かを見つけるのが最優先でしょう。皆さんはこれからをどう生きていきますか?