HIGASHI LOG

コンサルタント思考の備忘録

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読書ノート「やり抜く力 GRIT(グリット)」

 こんにちは、ヒガシです。今日は「GRIT」という本を読んだので、その内容について。優秀な成績を収める、何かを達成するときにもっとも大切な要素はなんだと思いますか??多くの人は、「才能」と答えます。しかしながら、著者が長年の研究をした結果、もっとも大切なものは、「才能」ではなく「継続する力GRIT」であることがわかってきました。

 

 継続する力の重要性

 継続する力がなぜ重要かと言うと、何かの技術を身につけようとする場合には、継続する×才能=スキルを身につけ、スキルを発揮するためにさらに継続する力が求められると筆者は伝えています。
 
 才能は成功の一要素でこそあれ、全てではないと言うことです。
 

継続する力の体験談とフロー体験

 私の例でいうと、継続する力がもっとも働いたのは、会計士の受験生時代です。会計士になるために、1日何時間もの勉強を2年以上続け、苦手なことに対する潰し込みを徹底してきました。
 
 その結果、実際の試験では、意識せずともわかっている箇所については、スラスラと答えが出てきたことを昨日のことのように思い出します。だいぶ昔の話ですが・・・。
 

もっとも重要なのは継続と熱意

 どんなに才能がある人間でも、その分野のことをやらなければ開花しません。何かを成し遂げるのにもっとも重要なのは、才能ではなく、アクションを起こし、継続する力だということです。しかも、ただ漫然と続けるのではなく、日々改善を重ね、苦しい鍛錬を重ねた結果が、他人から見た途方も無い成果を出す鍵になります。
 この継続する力を保ち続けるための基となるのが、熱意です。これをなんとしてでも達成したいという熱意が人を動かし、苦難をものともしない精神力の糧となります。
 
 人間には、多かれ少なかれ、才能の多寡があります。しかしながら、それを覆すのが継続する力で、それが熱意で、身につけられるならば、人生に希望が持てませんか?少なくとも才能の名の下に何かを諦めたり、人を卑下する人よりも、自分を貫ける人間は年齢に関係なく尊敬に値すると思います。たまたま、平積みの本から取った本でしたが、何かを成し遂げるには、泥臭く、現実に努力を継続していくことが、やっぱり大事なんだなと再認識しました。
 
ではでは、今日はこのへんで。

 


Grit: the power of passion and perseverance | Angela Lee Duckworth


Angela Duckworth: "Grit: The Power of Passion and Perseverance" | Talks at Google